子どものまなざし塾 第105回
本日12 月13日(土)、NPO法人まなざしの学び場の事業である、第105回の子どものまなざし塾を実施しました。
塾生5名、ボランティア3名(うち1名代表)の計8名が参加しました。
ご参加くださったボランティアのみなさん、ありがとうございました!
今日は2025年最後の子どものまなざし塾なので、ゲームの時間を特別のお楽しみにしました😊
いつもはみんなで同じゲームをしますが、この日は子どもたちがそれぞれ好きなゲームをする時間にしました。
また、いつもはゲームの時間は10時までですが、この日はゲームの時間を長くし、さらに何時までにするかみんなで話し合って決めました。
そうやって自分たちが決定に関わることで、無料塾に主体的に参加する意識をもつことをめざします。
今回は子どもたちが案を出し合い、3つの選択肢の中から多数決で決めました。
結果としては、ゲームの時間を10時45分までにすることになりました。
子どもたちはそれぞれトランプで大富豪をして盛り上がったり、ババ抜きや七並べをしたり、オセロで対戦したり、折り紙をしたりしました。
ゲームを楽しんだ後は勉強です。
小1の塾生は算数の文章題(足し算)と国語の文章読解に取り組みました。
国語の文章読解は、登場人物の気持ちを一緒に考えながら進めました。
小3の塾生は漢字ドリルをしました。
漢字の読み書きだけではなく、問題にある難しい言葉の意味を確認しながら進めました。
小2の塾生は算数(3桁±2桁の筆算、問題の直し)をしました。
3桁-2桁では、繰り下がりが続くと百の位の数の処理を間違えましたが、手助けをするとすぐに修正できました。
問題の直しでは、直角や長方形、正方形の概念を復習しました。
小4の塾生は算数ドリルの平行と垂直の問題に取り組みました。
三角定規を使って垂直を描いたり、平行かどうかか調べることができました。
平行四辺形とひし形の性質もよく理解できました。
小3の塾生は算数プリントの問題(重さ)を解きました。
重さの比較ができました。
また、今日の振り返りの発表では、最初に手に手を挙げて発表してくれ、またその時の嬉しそうな顔が印象的でした。
小5の塾生は漢字の練習をしました。
勉強時間とその日の学習目標から逆算して、時間に合わせて終われるようにしていました。
今日はゲームの時間を長くした分、勉強時間がいつもより短くなりましたが、塾生はみんな集中して勉強に取り組みました。
今日は振り返りの発表の後、塾生が集会所の簡単な清掃をしました。
机を拭き、床のスペースにモップをかけ、和室を箒で掃きました。
子どもたち、よく頑張りました😌
塾生が帰った後はボランティアミーティングです。
みんなでコーヒーを飲みながら、塾生の学習や様子を共有したり、2025年の振り返りをしたりしました。
今年は子どものまなざし塾にも大きな変化のあった1年でした。
まず、子どものまなざし塾をNPO法人化しました。
具体的には、NPO法人を設立し、その法人の事業として子どものまなざし塾を運営することにしました。
また、法人化の準備のために2024年12月から一時休塾し、この春夏に再開しました。
さらに、防災イベントを開催するなど、新しい取り組みも行いました。
いろいろなことがあった2025年ですが、ともに活動してくださるボランティアのみなさん、ご支援・ご協力、応援してくださるみなさんのおかげで、無事に今年最後の子どものまなざし塾を終えることができました。
心より感謝申し上げます。
経済的な事情で塾に通えない子どもたちが主体となって学び、「見える学力(認知能力)」と「見えない学力(非認知能力)」を身に付ける。そういった学びの場を提供する。
2026年は上記の基本に忠実に、丁寧に無料塾を運営していきたいと考えております。
来年もご支援・応援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
次回の子どものまなざし塾は 2026年1月10日(土) です。
次回もよろしくお願いいたします!
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